2024年1月16日（火）、大阪産業創造館にて同社・OZCaF主催の「中小企業のカーボンニュートラル～使える制度と実践事例～」と題した事業推進セミナーを開催いたしました。

当日は、40社に及ぶ事業者の方々にご参加を頂き、なかでも大阪市内を中心とした製造業の方々が多くお見えになりました。

本セミナーでは、脱炭素を推進・支援する行政機関として、
●近畿経済産業局 カーボンニュートラル推進室
●大阪府 脱炭素・エネルギー政策課
の方から国の政策動向や脱炭素への取組みに使える制度について、ご説明いただきました。

次のプログラムでは、実際に脱炭素経営に取り組まれている企業として、株式会社光明製作所様にお越しいただき、「省エネ診断」の受診が脱炭素経営の取組みを進めるきっかけとなったことや、自社製品の環境優位性をアピールするためのLCA評価について、事例をご紹介いただきました。

最後に、当会から「CO2排出量の見える化の重要性」についてお話するとともに、初期費用や運用コストを最小限に抑え、scope3までを含むCO2排出量が可視化できるOZCaF公認ツール、ファストカーボンの紹介をいたしました。

加えて、企業が設定するCO2排出量削減目標の国際的な認証制度である、SBT認定についても、国内で気運が高まっていることを示し、実例を交えて概要やメリットをお話いたしました。

【SBT認定取得に取り組むメリット】
・投資家・顧客・サプライヤー等の多様なステークホルダーに対してのアピールになる
・国内だけでなく、海外のステークホルダーに向けても有効なステータスになる
・中小企業向けSBTもあり、中小企業においても脱炭素経営に取組む意志をアピールできる

＜SBTとは「Science Based Targets」（科学的根拠に基づく目標）の略称であり、パリ協定が求める水準と整合するCO2排出量の削減目標のことです。＞

今後も、各種団体等と連携をしながら、脱炭素化に向けた取組みを推進していけるよう、セミナー等のイベントに登壇し続けますので、是非お話を聞きにお越しくださいませ。